昨日の高校卒業式で校長が引用した、生徒たちのナマの声が載っている「ヴォイス」とは、中・高校生が協同で編集し図書館が発行している、“クリティカル・カルチャー・マガジン”。年6冊、現在まで18冊が刊行されている。…という事は、卒業生たちの高校生活3年間をまるまる覆う。
「ヴォイス」は、各行事から授業・公演活動・講演会、その時々の学内課題・トピックスから社会的問題・運動まで、あくまでも生徒の視点と語り口が生きている原稿を軸に、教員・卒業生・保護者…と幅広い層の協力(寄稿・写真・情報等)を得て編集されている。
初回発行部数は200部。主として図書館(2F)廊下の机(生徒制作)に置かれ、発行日の翌日にはほぼなくなる。それから1週間以内に150 部・100部・50部と増刷し、500部を超えた時点からは、あとはなくなるたびに補充される。長い机上には、創刊号からの全バックナンバーが並ぶ。
校長の引用は、「18号」の次の高3原稿から。「音楽祭☆はぁ―じまぁ―るよ!!」(3p~)「理想の授業とは何か。」(31p~)「理想の授業」(33p~)。
創刊号からの編集長(中島大地君)と、18冊全ての表紙写真(冊子の顔)を創り続けた編集メンバ―(佐々木優太君)の2人が卒業した。彼らへの敬意と感謝は深くつきる事がない。その一号一号に…
(2人に続く、新しい編集長、新しい表紙写真の「ヴォイス 19」は、4/27発行予定!)