学校が夏期休業(~15日)に入って、この間私は読書づけ。つまりどこにも出かけないので憧れを込めて(笑)、ちょっと前になるけど様々な旅をした生徒の原稿をupしよう。VOICE 20からの転載。本日は「高校2年学年ワーク パラグライダー・コース」から。
高2の学年ワーク。自分の企画以外ならこの企画にしたいって思った企画が「空を飛び、宇宙を飛ぶ」というやつで、その内容はパラグライダーで空を飛び、夜は天文台に行って宇宙を感じる。というものだった。僕はパラグライダーっていう言葉におもいっきし惹かれた。空…飛んでみてーな。そんなこんなで僕はこの企画に参加した。
「パラグライダーって言うのは素直な人の方がすぐに飛べるんだ。ちゃんと力抜いて、自然に体をあずけてまっすぐ前を見て走る!ただそれだけ。」僕たちはと堂平スカイパークいうところでパラグライダーを教わった。練習した場所はあたり一面、緑色の傾斜面。森の中にポツンとある広場。自然って感じの場だった。
まず頭にヘルメットをつけグライダーを背中にしょって準備完了。1番最初にやったのがグライダーをきれいに広げられるようにひたすら走る。というやつだった。走ることによってグライダーに風が入り、きれいに広がる。だんだん傾斜面の上の方に行って、そこから走り出す。上の方になっていくと、走っているうちに体が〝くん〟って上にひっぱられる感覚があった。とうとう1番高いところに立った。上から見たらすごい高い。怖いって思ってしまった。Go!の言葉で走り出した。気がついたら木につっこんでいた(笑)。「力が入りすぎ。ちゃんと前を見る!私がいるところに走る。」ってスタッフさんに言われた。
2回目の挑戦。力を抜いて、前を見て、自然に体をあずける。僕は走り出した。「前を見る!」っていう声が聞こえた。前を見た。走った。走っているうちに体が〝くん〟ってひっぱられたと思ったら、気がついた時は体が空に浮いた。心の中で〝飛んでるよ!〟って思ってうわーってなったけど声が出なかった。時間がゆっくり感じた。鳥になったみたい。空と風と1つになった。自然と1つになった。すげー。少しの時間の中でいろいろ感動した。着地した時に「オレ空飛んだー!」って言ってしまった。僕はその時パラグライダーの虜になった。パラグライダーって楽しい。このままずっと空を飛んでたい。走って走りまくると体が浮く。人が空飛ぶ。それはむずかしいことだけど、人はこうも簡単に飛べるんだ。
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COMMENT
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びっくりした、トトロさんが空を飛んだ記事かと思って・・・!
今年の夏は完全にバラバラです・・・(笑)