大阪の箕面市で中学校の司書をしている1期生が「三陸復興カレンダー」をわざわざ送ってくれた。ありがとうございます。ずいぶん昔に卒業しても遠く離れていても自由の森を気にかけてこうして便りをくれる、それが実に嬉しいし、ありがたい。
で、このカレンダーが本当に素晴らしい。表紙にはこう書かれている。「鎮魂と祈りの民俗芸能―人々は幾たびも災いを乗り越えてきました。ふるさとの心をつなぐ 祭とともに―三陸復興カレンダー」
企画・発行の「東日本大震災被災地支援チーム SAVE IWATE(セーブイワテ)」のwebにはこうある。「この度の震災により、多くの芸能団体が尊い命と共に道具や衣装を失いましたが、御魂の供養をと、お盆の頃からわずかに残った道具を持ち寄り活動を再開している団体が多くありました。仮設から通って太鼓を叩き始める人、泥に埋もれた山車や道具を洗い清める人、それはまさに鎮魂と祈りの姿でした。三陸沿岸の人々はいま、震災を乗り越えるために歩み始めています。カレンダーを見る時、三陸復興に思いを寄せていただけましたら幸いです。」
岩手の三陸沿岸は12の市町村がある。このカレンダーは、各市町村から1つの民俗芸能を選定し12か月で12の民俗芸能を紹介している。その素晴らしい写真とともに例大祭などの開催スケジュール情報も掲載されている。
購入は、いわて産直ネットストア「でんでんむし.com」、盛岡のネットスーパー「おでんせモール」、盛岡手づくり村が出店する「楽天」、SAVE IWATEが出店しているアマゾンから。1部1000円(税込・送料別)。収益は、SAVE IWATEが行う沿岸被災市町村支援のための活動資金、及び、その一部は、ふるさと岩手の芸能とくらし研究会が取り組んでいる「岩手三陸沿岸の民俗芸能応援募金」に寄付される。
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