2011年度の授業初め。本日は、3・4時間目=木曜日の高3自由選択講座ガイダンス、5・6時間目=木曜日の高2及び高2・3共通自由選択講座ガイダンス、15:10~高1土曜選択講座ガイダンスが実施される。
自由選択講座では「文章表現」(高3対象)の授業が、毎年図書館で行われる。
「文章表現」の授業とは、…「自分の考えたこと・感じたことを誰かに理解してほしい。伝えたい。誰もが思うことでしょう。でも、言葉と自分とが離れていると、なかなか上手く伝わらなくて、もどかしい想いをしたりします。授業では設定されたテーマに基づいて文章を書きます。悩んだり思うように言葉が見つからなくて悔しくなったりしながら、自分と他者とをつなぐ『自分の言葉』を探していきましょう。」…というものである。さて、今年度はどんなメンバーが集まってくるのだろう。
昨日は、数クラスで「お花見」に行っていた。(笑)満開の桜、快晴。事務局前にも一本の大きな桜の木がある。
花びらの 山を動かす さくらかな (酒井抱一)
※抱一は江戸後期の琳派を代表する画家。大名の次男として生まれ、諸芸に優れる。周辺には多彩な人が集まり、その交際の輪はそのまま文化文政期の江戸文化を象徴する。句は、泰平の世を満喫する艶麗な「お花見」を表現したもの…であるが、今、私はまったく違う感慨を持って桜を見、この句を読む。
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