人間生活科の教員が「そもそも昔話」という高3対象のめちゃくちゃ面白い講座を開いている。場所は「和室」!
「小さい頃慣れ親しんだ絵本・昔話を聞いてみると、新たな発見があります。また、同じ題名のお話でも細部は違っています。作り手、伝え手の人がどのように解釈するかによって表現が変わるところに注目し、読みを深めていきましょう。」(「2011自由選択講座ガイドブック」より)
授業準備をする教員から図書館へ事前に要求された資料の数々、…つまりどのような「絵本」「昔話」を使ってこの講座を始めようとしたのかを、ほんの一部だけ紹介する。
1.『三匹の子ブタ』…イングランドの「三匹の子ブタ」とスコットランドの「三匹の子ブタ」を比較する。
2.『赤ずきん』…フランスのペロー童話とドイツのグリム兄弟の童話の比較を通して見えてくるもの。
で、今は「ブタとオオカミ」から「ペローとグリム」の方へ流れが・・・
3.『青ひげ』『眠れる森の美女』『親指小僧』…ペロー版とグリム版とその他を使っての比較。
さて、この講座、これからどのような世界が展開するのだろうか。楽しみ!
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