2011年度第1号のVOICEがとうとう発行された。VOICE(ヴォイス)は、中・高校生が協同で編集している、校内唯一の定期刊行誌(年6冊)。
←VOICE 19の表紙写真(村越聖也、高2)
今回の特集は、「入学式」と「大震災・原発」だ。
次に、特集「大震災・原発」の扉の生徒(押立敏樹、高3、新編集長)の言葉を引用する。
「3月11日…東日本大震災がありました。大きな地震でした。自森にも大きな揺れがありました。東北では、地震と津波で多くの人が亡くなりました。建物がたくさん壊されました。まだ、大きな余震が続いてます。現地では、電気が使えなかったり、家がなく、食べ物も数少ないのに、ぼくたちは、電気が使え、家があって、食べ物があります。ふだんとあまり変わらない生活をしている人たちが多いと思います。そんな中で、自森では、募金活動をした生徒、ボランティアをした保護者、卒業生による被災者支援がありました。
福島原子力発電所では、大きな損傷、放射能漏れなどの事がおきています。しかし、ぼくらが聞いたことのない原発の言葉。どんな構造で、どんなことが起きているのか、わからない事が多いと思います。そこで、原発のことを自森の生徒と教員や卒業生から説明してもらいました。
いま、自森で、いろんな活動している、生徒・教師・保護者・卒業生が、なにをしているのかを読者に伝えたいと思いました。この特集は、今始まったばかりです。次の号でも、もっといろんな自森からの動きを伝えていきたいです。」
早く、手にとってほしい。そして、さまざまな生徒や卒業生や保護者の方々の多様な活動の情報を発行元である図書館へ寄せて頂きたい。
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