(712)で紹介した、…大震災の被災者の方に支援を行うために、自分で作詞作曲制作したCDアルバム「空へ歌う」(千円の内9割を被災地へ送る)運動を始めた…卒業生(9期生)の農夫シンガー・瀬谷佑介君から、次のような手紙が来た。
…お元気でしたか?この度はいち早く共に手を繋いでいただき、心強く思っています。ありがとう。
宮城県の「くりこま高原自然学校」に送金しました。幼児から引きこもりの大人までを対象に野外活動に取り組んでいる団体です。
今は自分たちの活動を停止し、スキルを生かして被災地支援をしています。モンベルRQ市民災害救援センターと連携しています。
支援はお金の額の問題ではないと思いますが、現在約300枚のCDが300人の方々の手に渡ったということは、300人の人の「何かしたい」「何とか共に立ち上がろう」という気持ち、思い、祈りが集まったということだと思います。無力ながら僕が届けたいと思ったのはそれに他なりません。
現地が復興に向かうにはまだ時間がかかると思いますが、少しでも、力と人々の思いを届けていけたらと思っています。
今日から築く新しい未来のために、
そこに生きる子どもたちのために・・・
先日、新潟日報という新聞に私たちの活動が取り上げられたのですが、それを見て**さんから連絡をいただきました。僕が中一の頃、図書館での彼のコンサートでご一緒させて頂きました。覚えていますか?びっくりしました。こんな悲惨な災害をもきっかけに私たちは新しい出逢いをみつけられるのですね。
他人に他人の希望を歌うことは出来ませんが、僕が抱いた僕の希望を歌うことは出来そうな気がします。引き続きご協力をお願い致します。
(写真は、3/12、大震災で帰宅できなくなった生徒たちに付き添って寮のロビーで一晩明かした翌朝、事務局前から見上げた空。)
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