岩手県釜石市の復興支援ポスター「復興の狼煙(のろし)」を今週の月曜日に頂いた。即、展示して1週間。ポスターの前に立っていると、生徒や教員からよく話しかけられた。はからずも、色々な人がそれぞれに深い思いを抱いているのがよく分かった。
ポスターには、「一緒に悲しむことよりも、あなたの仕事を一生懸命やってほしい。それが沿岸を、岩手を元気にする力になると思うから。」という共通のメッセージと、個々の写真ごとに、例えば、…「大笑いできるその日まで。」「続く未来に胸はれるよう。」「心まで壊されてたまるか。」「かわりに気づいた宝物。」「仲間は力だと、わかった。」という言葉が…。
この復興支援ポスタープロジェクトの制作者は、…様々な想いを胸に秘めながら、前を向いて歩み始めようとする釜石市民、彼らから感じた「人間の強さ」をそのままを伝えたいと願った盛岡の広告人、そして、苦しみ悩みながら「今」を撮ることで答えを見つけようとした東京のカメラマン、―このプロジェクトは、そんなそれぞれの「想い」が重なって生まれました。このポスターを見て何かを感じてくださった方々の想いが、前を向き必死に生きようとする人々の明日への力となってくれること。それがこのプロジェクトの唯一の目的であり、私たちからの切なる願いです。…と、語る。
来校された方は、ぜひ、図書館廊下展示スペース(2F)へ。
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