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トトロのトポス

自由の森学園図書館情報

   

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徳島の空に、ふくらむ        (476)

13期生の川上史也君が徳島で、過去、6年間の気球の制作活動を、模型、ドローイングなどによって紹介している。(いすあディーシー2011おーたむ かわかみふみや たす ふくらむ「そらつなぎ」)11/12(土)~11/27日(日)。また、会期中に新作の気球を制作し、明日26日(16時~)には2回目のフライトをする。成功を祈る!



史也君のweb「ふくらむFuKuRaMu」http://fukuramu.org/ のブログには克明な制作過程がupされている。とても面白いよ。

23日のブログから。…本日、23日、第一回目のフライトは天候にも恵まれ、夕日を浴びながら優雅な飛行に成功しました。見に来て頂いた方々、ありがとうございました。今週末の26日にも、夕方16時からもフライトを予定していますので、お誘い合わせのうえ、是非ご来場ください。



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石を描く。     (477)

来年度の「自由の森 カレンダー2012」(卓上)が購買で販売されている。(1000円)



カレンダーのカットは「石」。説明書にこうある。…物には物についた名前がある。物に名前がついた途端、私たちありのままの姿を見失い、その物をその物として見ることができなくなり始めているように思う。たとえば「石」。石は本当にイシなのか。描くために見ることで、その名を超えた原初の姿に迫る。あるいは、描くことは名前そのものに迫っていく行為なのかもしれない。…

数年前の中学生たちが描いた石の数々。

食べもの通信     (483)

卒業生の保護者の方から『食べもの通信』(家庭栄養研究会・編集/食べもの通信社・発行)の4月号~11月号の寄贈を受けた。以後、来年の3月号まで継続して寄付を頂けるとのこと。ありがとうございます。(この方には、『山と渓谷』も2年にわたり購読料をお支払い続けて頂いている。頭が下がります。)

『食べもの通信』は3.11以後、一貫して「東日本大震災」「いのちと食の危機」「放射線から身を守る」を特集し続けている。例えば、10月号は、「内部被曝から子どもを守る」として、本学園にも来年の1月25日(水)に講演と生徒たちとの対話を行うために来校される、肥田舜太郎さんの原稿が掲載されている。



肥田さんは、1917年(!)生まれ。広島陸軍病院に赴任時、広島で被爆。直後から現地で被爆者救援にあたる。現在、全日本民医連顧問、日本被団協原爆被害者中央相談所理事長。「内部被曝の脅威』(ちくま新書)『人間と環境への低レベル放射能の脅威』(共訳・あけび書房)等、著書多数。食べもの通信社からもDVDビデオ『放射線内部被曝から子どもを守るために』講演録CD『『放射能から命を守る-内部被曝の脅威』が販売されている。(DVDとCD、当図書館でも揃える予定。)

下の写真、4月号(3/1発行)の特集は「野菜作りのある暮らし」、5月号(4/1発行)の特集は「放射能から身を守る食べ方」。この間に、3.11が起こった。


ふくしまの子どもたちが描く     (492)

10期生の版画家・蟹江杏さんが文を書き、福島県相馬市の佐藤史生さんと編集した、「ふくしまの子どもたちが描く あのとき、きょう、みらい。」(2011/10 /31 発行、徳間書店、1300円∔税)という本は凄い。



子どもたちの数々の絵と、3/11・3/12・4/6・4/23・5/26と綴られた、子どもたちの心に寄り添うドキュメントな文が、福島の子どもたちの震災直後からのありのままの心情をくっきりと浮かび上がらせる。

杏さんはこう書く。
…この本は、震災の翌日から私たちが始めた「被災地の子どもたちに絵本と画材を!」プロジェクトから生まれました。絵本と画材を送る活動は、4月上旬から相馬市の避難所で行ったお絵描き教室、版画体験教室、小学校での総合学習での作品づくりへと発展しました。本書は、そこで描かれた子どもたちの絵を掲載したものです。子どもたちの目を通して見た震災の被害、そのときの気持ち、その後の故郷の様子、そして、未来への希望などが、素直な思いで描かれています。ぜひその思いを感じとっていただきたいと思います。

ここに掲載されている絵は「ふくしまそうまの子どものえがくたいせつな絵展」として、8月上旬から全国で開催された。8/17~23 「全労災ホール」では、同時に「被災地相馬市の子ども文庫設立のためのチャリティイベント」も行われた。最終日のイベントには、自由の森の生徒も参加し「東北地方の民族舞踏」を演じたと記されている。ちなみに、10/8自由の森「Jiモール大バザール」での絵画展と杏さんたちのライブペインティング・ワークショップは記憶に新しい。

杏さんは最後の方にこう書いている。
…私たちの活動は相馬市に「子ども文庫」が設立されるまでまだまだ続きます。そのための準備や資金集めをさまざまな形で行っています。本書の印税も「子ども文庫」設立のために使われます。…

図書館には寄贈+購入で複本がある。多くの人に手に取って貰い、できるならご家庭にも揃えて頂けたら…と願う。

※昨日7日から13日まで、銀座あかね画廊(中央区銀座4ー3ー14東京メトロB4 C6出口徒歩1分 Tel03-3561-4930)にて、蟹江杏新作展、開催中。

菊      (494)

わが街の秩父神社では今(~15日)菊花展を開催している。



野菊もまた美しい。



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